東京都杉並区で女児を車に連れ込み体を触ったなどとして、わいせつ目的略取と強制わいせつの罪に問われたロックバンド「JELLY→(ゼリ)」(解散)のドラマー清水康平被告(29)に、東京地裁(角田正紀裁判長)は24日、懲役2年8月の実刑判決を言い渡した。
角田裁判長は「性的欲求を満足させるための卑劣な犯行。被害女児は心に深い傷を負っており、刑事責任は重い」と指摘した。
判決に先立ち弁護側が、被害者側に200万円を支払って示談したことを説明。検察側は懲役7年としていた求刑を懲役5年に変更した。
判決は12日の予定だったが、弁護側が示談成立を理由に弁論再開を申し立てたため、この日に延期された。
角田裁判長は「性的欲求を満足させるための卑劣な犯行。被害女児は心に深い傷を負っており、刑事責任は重い」と指摘した。
判決に先立ち弁護側が、被害者側に200万円を支払って示談したことを説明。検察側は懲役7年としていた求刑を懲役5年に変更した。
判決は12日の予定だったが、弁護側が示談成立を理由に弁論再開を申し立てたため、この日に延期された。
検察側は論告で「白昼堂々、抵抗できない女児にわいせつ行為をし、口止めもした卑劣な犯行」と指摘。清水被告は起訴内容を認めていた。
起訴状では、清水被告は昨年9月9日夕、杉並区の住宅街に車を止め、通り掛かった当時9歳の小学4年の女児を後部座席に押し込み、胸をデジタルカメラで撮影。下半身を触った、などとしている。
バンドは名古屋市で結成されライブを中心に東京で活動。事件を受けて昨年11月、解散した。 (共同)
起訴状では、清水被告は昨年9月9日夕、杉並区の住宅街に車を止め、通り掛かった当時9歳の小学4年の女児を後部座席に押し込み、胸をデジタルカメラで撮影。下半身を触った、などとしている。
バンドは名古屋市で結成されライブを中心に東京で活動。事件を受けて昨年11月、解散した。 (共同)