ドレスカフェを発案したのは同社貸衣装部「レイジーシンデレラ」の後藤孝子部長(56)。二○○七年夏から同衣装店などを会場に隔月で開催。毎回二十―三十人が市内外から訪れている。料金は一人五百円。
午後五時すぎに"開店"。女性がスタイリストと一緒に約八百点のウエディングドレスの中から気に入った一着を選ぶと、美容師がヘアメークを施し、記念撮影する。写真は後日、参加者の自宅に郵送される。
児玉麻美さん(29)=竹田市、サービス業=は、これまでに七回通ったという。「楽しい。ドレス姿の写真を見ると結婚への夢が膨らむ」。大分市の女性(22)は「ピンクのドレスが似合う自分を発見し、自信が付いた」とほほ笑んだ。
スタイリストや美容師ら十五人いる従業員のうち、七、八人が交代でカフェに携わっている。阪本寿美主任は「美容技術や接客技術を磨く重要なトレーニングの場になっている」という。
結婚式や披露宴のスタイルは多様化し、婚姻届の提出だけで済ませるカップルもいる。後藤部長は「結婚式は、育ててくれた人に感謝する人生の節目の儀式でもある。ドレスカフェを通じて、結婚式の意義を伝えるとともに、多様なニーズに対応できる柔軟性を養いたい」と話した。
スタイリストや美容師ら十五人いる従業員のうち、七、八人が交代でカフェに携わっている。阪本寿美主任は「美容技術や接客技術を磨く重要なトレーニングの場になっている」という。
結婚式や披露宴のスタイルは多様化し、婚姻届の提出だけで済ませるカップルもいる。後藤部長は「結婚式は、育ててくれた人に感謝する人生の節目の儀式でもある。ドレスカフェを通じて、結婚式の意義を伝えるとともに、多様なニーズに対応できる柔軟性を養いたい」と話した。