2009年2月8日日曜日

身も心も春びより 春色ほころぶ 浜松市浜北区

心癒され 「足湯」人気

足湯を楽しむ人たち=浜松市浜北区四大地で

 体がポカポカしてきます−。浜松市浜北区四大地にある市の天然温泉施設「あらたまの湯」に、無料で開放されている「足湯」が、訪れた人たちの人気を集めている。

 施設に隣接する温泉スタンドと物産店の一角にある。長さ約10メートル、幅約60センチのタイル張りで、湯の深さは15−20センチほど。施設と同じ2007年4月にオープンした。

 源泉掛け流しの泉質は、ナトリウム炭酸水素塩泉の軟らかな湯で「美人の湯」ともいわれている。磐田市池田の主婦細谷ゆきさん(61)は「心が癒やされます」と気持ちよさそうに両足をひたしていた。

ツバキ二分咲き 万葉の森公園

祭りを前に花を咲かせ始めたツバキ=7日午後、浜松市浜北区の万葉の森公園で

 現存最古の歌集・万葉集の時代から春の花として親しまれているツバキが、静岡県内各地で咲き始めた。浜松市浜北区の万葉の森公園でも14日からの「万葉椿まつり」に合わせるように、赤、ピンク、白など色とりどりに二分咲きまで開花が進んでいる。

 同園には200種、400本が植えられており、来月15日までのまつり期間中には満開を迎える見通し。夫婦で訪れた浜松市東区の男性会社員(62)は「満開のころにまた来たい」と笑顔で話していた。