2009年2月17日火曜日

新型携�「タッチ式」主役 バルセロナで�本市

【バルセロナ=清水泰雅】世界最大の携帯電話ショーの「世界携帯電話会議」がスペイン・バルセロナで16日に開幕した。韓国のサムスン電子や英ソニー・エリクソンなどが液晶画面を指でなぞって操作するタッチパネル機能付きの新型携帯電話機を発表。最大手のノキア(フィンランド)は音楽などをダウンロードする総合サービスの「オビ・ストア」を開始した。景気低迷で携帯市場は縮小傾向にあるが、成長が見込める高機能機種を投入する動きが目立つ。

 2008年の出荷台数が前年比22%増と最も躍進したサムスン電子は、今年を「タッチパネルの年」と位置づける。デザインを重視したスライド式の「ウルトラ・タッチ」、高解像度のハイビジョン映像を楽しめる「オムニアHD」、音楽専用の「ビートDJ」などを今春に発売。計20機種のタッチパネル搭載機を市場に投入する。