2009年2月4日水曜日

肥��ガイド「百年の旅」�行、沿�の温泉地など�介

JR肥薩線(霧島市〜熊本県八代市間)が来年、全線開通から100周年を迎えるのを記念し、ガイドブック「肥薩線百年の旅」が発行された。沿線の観光地や歴史を紹介しており、JR九州の駅構内などで配布している。

 作成したのは、県や観光団体でつくる「観光かごしま大キャンペーン推進協議会」。肥薩線は1909年に全線開通し、延長123キロ。隼人、栗野、吉松などの28駅があり、沿線は霧島温泉郷に代表される観光資源に恵まれている。

 ガイドブックには、霧島市・嘉例川駅近くの塩浸温泉が坂本龍馬とお龍の新婚旅行の地であることや、特急「はやとの風」の車内で人気の駅弁「百年の旅物語かれい川」が販売されていることなど、旅情を誘う情報が盛り込まれている。県などは、NHK大河ドラマ「篤姫」に続く観光客誘致の一環として「肥薩線100周年」を生かしたい考え。

 2万3000部作成。A4判、カラーで16ページ。問い合わせは県観光課(099・286・3006)へ。