2009年3月23日月曜日

デジタルトレンド2009:感性で温泉�索 BIGLOBEでスタ�ト


不況で近くて安い旅行が注目される中、国内の温泉を「つるつる」「にぎやか」など感性(フィーリング)で探せる検索システムをポータルサイトのBIGLOBE(ビッグローブ)が先月から始めた。花見がてらの立ち寄りやゴールデンウイークの旅行に役立ちそうだ。 


ビッグローブ内の温泉情報コーナー「ビッグローブ温泉」にあり、「ぬるぬる」「にぎやか」など10項目のフィーリング条件のほか、「食べる」「景色」など5項目の評判、そして所在地で絞り込める。「海の見える景色のいい温泉でおいしい食事が食べたい」など複数の条件検索や、「草津温泉に似た所」などの指定も可能だ。


運営のNECビッグローブが全国の温泉地を取材するなどして、感性項目の度合いなどを独自にデータ化。自動分類・検出できるシステムを作り上げた。複数の希望を組み合わせて探せ、宿泊施設に直接予約したり、携帯電話に情報を転送しGPS機能で道順確認もできる。



ビッグローブの会員は約2200万人(08年9月末)で30~50代の男性が多いという。同社は「会員層に合わせた少しぜいたくな温泉情報をお届けしたかった。7800カ所の温泉情報を掲載しており、知られていないすばらしい温泉も拾い上げたかった」と話している。【浜田和子】